認知症で精神病院に入院したじいちゃんのブログ

認知症で精神病院に入院した86歳のじいちゃんの日々の変化などを孫の俺が書いていきます。

【認知症で入院から早1ヶ月】2週間ぶりに会ったじいちゃんに起きた変化

どうもコウイチです。


1月16日に精神病院に入院したじいちゃんですが、早いもので1ヶ月が経ちました。


そんな1ヶ月目にあたる今日2月17日に面会に行って来たのでじいちゃんの様子をご報告します。


それと合わせて認知症で精神病院に入院した場合の


・入院期間

・どうなれば退院できるか?


なども聞いてみたので、それもご紹介します。


それではいきます!

 


■2月17日(日)


認知症で精神病院に入院したじいちゃん。


早いものであっという間に1ヶ月が経った。


最初の頃は頻繁に面会に行っていた俺だったけど、夕方の面会は興奮して


・睡眠

・薬の効き目


などに影響があるという事で、2週目以降は週に1回ほどのペースでの面会となってしまった。


でも、先週はインフルエンザが流行していると理由で、面会は禁止になっていたので、じいちゃんと会うのは2週間ぶりだった。


2週間前のじいちゃんは、興奮することが多く、毎日のように部屋を掛けられていた。


「まだ部屋に鍵を掛けられているのかなぁ、、、」


「薬の影響で激ヤセしてたらどうしよう、、、」


俺は、2週間ぶりのじいちゃんに会うことに正直ビビってた。

 


■午前10時 病院に到着


今日は俺一人で面会に行った。


インフルエンザの面会制限は解除されていた。


いつものように体温をチェックしてじいちゃんの認知症病棟に面会の連絡を入れてもらった。


そして、3階の認知症病棟へ行き、インターホンを鳴らした。


ガチャ。


鍵を開けてもらい看護師さんが出てきた。


「こんにちは(*^_^*)今〇〇さん(じいちゃん)を呼んできますので、こちらでお待ち下さい」


じいちゃんの認知症病棟は、ちゃんと面会室が用意して会って、基本はその部屋で面会するようになっている。


(2週間もあれば下手すれば、激ヤセしてヨボヨボになってるかもしれない、、、)


(じいちゃん変わってたらどうしよ、、、)


じいちゃんを待つこの時は、マジでドキドキした。

 


トントン。

 


部屋をノックする音と共に、看護師さんとじいちゃんが面会室に入って来た。

 


!!!

 


じ、じいちゃん!!

 


、、、

 


2週間前のじいちゃんとなんも変わって無かった。


痩せることもなく、ヨボヨボな様子もなく、2週間前と全く変化無しだった。笑


これには正直、声が出るほどホッとした。


「じいちゃん来たで(^o^)/」


「元気か!」


俺は、元気よくじいちゃんに話しかけた。


するとじいちゃんは、


「おおう、大丈夫や。どっこもえらいとこはない」


と返してきた。


(おっ!会話ができる)


前回のブログでも書いたけど、夕方は会話にならないほど興奮してるのに、日中はマジで驚くほど普通の会話ができる。


んで、今日は何だか耳もよく聞こえているような気がした。


いつもなら耳元で大声で話さないと伝わらないのが、今日は机を挟んで座りながらでも会話ができた。


さらに、今日は驚いたことがあった。


それは、


おかしな事を一度も言わなかった。


2週間前なら、


「外で自衛隊が待っとるから帰る!」


「先生(主治医)は網走監獄に入ったから、もうおらん!」


とか何かしらのおかしな発言をしていたのが、今日は一度もしなかったのだ。


で、じいちゃんが話した内容は、


「わしはいつ帰れるんじゃ」


そう。


毎回だけど「退院」のことだった。


2週間前の日中の面会の時も、退院のことを怒りながら聞いていた。


「わしはいつ帰れるんじゃ!!」


2週間前はこんな感じだった。


でも今日は、驚いたことに特に怒る様子は無く冷静に


「あと何日じゃ?」


「2日か?3日か?はっきりしたことを言え」


と何だか、言い方は悪いけど


頭が賢くなっている感じがした。


それに対して俺は、


「じいちゃんごめん。俺は先生やないから分からん(^-^;」


「あと少しやと思うし、もうちょっと我慢して(^-^)」


と今回も曖昧な回答をすると、じいちゃんは


「もうちょっとって、あと何日じゃ?」


「はっきりした事を聞いてこい」


と冷静に言った。


(マジで賢くなっとる!笑)


じいちゃんと、このやり取りをして素直にそう思った。


そして、少し会話が止まった瞬間、じいちゃんは


「寝る」


と言って、立ち上がった。


面会時間は3分ほどだった。笑


そして、俺とじいちゃんは面会室を出て、じいちゃんの部屋に行った。


ドアはフルオープンで、どうやらこの日は鍵はかけられていないようだった。


部屋に入ると、じいちゃんはスグにベッドに横になった。


「じいちゃんありがとう!」


「また来るからな(*^_^*)」


と言って、じいちゃんの方をポンッ!と叩くと、じいちゃんはいつものように背中を向けたまま


「おう」


とだけ言った。


面会から帰る時、日中いつもいる愛想の良い看護師の兄ちゃんと少し立ち話ができた。


と言っても、俺が一方的に質問しまくって看護師の兄ちゃんを足止めした感じだったけど。笑


話した内容は、


・最近のじいちゃん


認知症で精神病院に入った時の入院期間


・どうなれば退院できるのか?


看護師の兄ちゃんは忙しいにも関わらず、めちゃくちゃ丁寧に説明してくれた。


その兄ちゃんの歳は俺より少し下だと思う。


でもいつも愛想の良いめちゃくちゃ良いヤツだ。


あの無愛想なムカつく主任とは全く違う。

(詳しくは過去の記事を見て下さい。笑)


看護師の兄ちゃんと話した内容については詳しく書きたいので次回のブログにしたいと思います。


入院期間や退院のタイミングは凄く気になっていた部分でもあったので、兄ちゃんの話はマジでよかったです。


でも、じいちゃんですが、1カ月前の入院前と比べると、マジで何だか良くなっている気がします。


たまたまなのか、日中に面会しているせいなのか、マジで興奮度が落ち着いてきてる感じがします。


このまま調子良くいってくれることを祈ります。


頑張れ!じいちゃん!


それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございます。